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M110 203mm自走榴弾砲は、アメリカ合衆国が開発した自走榴弾砲である。 なお、この項では搭載砲以外はほとんど共通といって良いM107 175mm 自走カノン砲についても記述する。 == 概要 == M107およびM110は1956年より開発が進められた大口径自走榴弾砲である。 走行装置はM113装甲兵員輸送車の設計を流用したもので、エンジンはM109 155mm自走榴弾砲と共通である。 航空機で空輸する事を考慮されているため非常に小型に設計されている。 車体前部左側に機関部があり、中央部から後部にかけて砲を剥き出しのまま搭載している。そのためNBC防護などは考慮されていない。車体が小型であるため、弾薬は2発しか搭載できず、射撃に必要な13名の要員のうち8名は随伴する弾薬輸送車輌に搭乗している。このため自走砲架とも呼ばれる。発射時の反動から車体を固定するため、車体後部には大型の駐鋤(ちゅうじょ、英語ではSpade)が装備されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「M110 203mm自走榴弾砲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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